車載ソフトウェアで未来を拓く
自動化、電動化、コネクティビティの拡大に伴い、開発工程は複雑化の一途をたどっています。エンジニアリングパートナーとして、ドイツOEMとのプロジェクトで積み上げてきた経験・知見を活かしシステム開発、検証、妥当性確認においてこれまでにないアプローチを取り、お客様の課題に対応していきます。
エンドツーエンドのシステムエンジニアリング
クルマのソフトウェア化がますます進んでおり、それに伴う予測不能性と複雑度が増し、開発者は前例のない技術的な課題に直面しています。とりわけ、SAE Level 3以上の課題の難易度は一気に上がっています。当社のエンドツーエンドなモデルベースシステムエンジニアリングサービスにより、こうした課題に早期に取り組めるようお客様をサポートします。
概要:
- ドメイン分析
- 要件定義
- モデルベースシステムエンジニアリング
- 機能安全&サイバーセキュリティ
オーダーメイドのソフトウェア開発
スマホでの駐車や家庭用暖房器具の車内からの遠隔操作といった新しいサービス、駐車中のクルマへの宅配などのビジネスモデルの登場に伴い、未来のクルマは単なる移動手段ではなくなりつつあります。激しい競争に勝ち抜くためにも、自動車に革新的な機能を搭載していく必要があります。そして、こうした競争を勝ち抜く鍵を握るのがソフトウェアなのです。革新的なアイデアからサステイナブルなソリューションへの実現のため、ともに取り組んでまいりましょう。当社業務はVモデル全体に対応しています。
概要:
- ADASおよび自動運転機能
- クルマの枠を超えたコネクテッド機能
- 電動化機能
V&V ・インテグレーションサービス
セントラルE/Eアーキテクチャというトレンドと共にインテグレーション、V&V(検証・妥当性確認)といった新たな課題が生まれています。一部他社製の様々なソフトウェアコンポーネント、クラウドサービスやHMIとのインタフェースを中央コンピュータ上でインテグレーション、V&Vを行う必要があります。プラットフォームに依存しない頼りになるパートナーとして、アプリケーション、プラットフォームから 中央コンピュータに至るまであらゆるレベルのソフトウェアインテグレーションをサポートいたします。
概要:
- 全レベルのインテグレーションに対応
- V&V
- カスタマイズされたCI/CDベースの統合プラットフォームの構築
- サプライヤ管理
コネクテッドスマートモビリティプラットフォーム
コネクテッドでスマートなモビリティプラットフォームには、経済効率という大きなメリットをビジネスにもたらします。透明性のあるデータ活用により、信頼性の高いシステムが構築されます。カスタムプラットフォームの構築、クラウドソリューションの開発、さらにバリューストリームへのインテグレーションを行い、デジタルビジネスモデルの確立をサポートします。真のパートナーシップ精神に基づき、常に信頼性の高いサービスを提供していきます。
概要:
- スマートモビリティシステム
- クラウドベースの開発サービス
- デジタルビジネスモデルに関するアドバイス
- プラットフォームエコノミー
- データ解析
Innovation
iVESS: 環境・センサシミュレーション
ゲームをプレイするように、CG関連手法をベースに高度自動運転車載センサのデータシミュレーションを検証・妥当性確認(V&V)する手法です。
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事例紹介
日産自動車: なみえスマートモビリティ
2021年2月より新しいモビリティを活用したまちづくりを行っている日産自動車のモビリティサービスにおいて、ITKエンジニアリングはパートナーとしてサポート業務を実施。
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Expertise
V2Xシミュレータ
お客様固有のニーズに応じた個別のバリデーションプロセスにフォーカスし、ソフトウェアの弱点を特定する幅広いテストシナリオの検証が可能です。
手を取って未来のモビリティ実現へ
自動車、インフラ、周辺環境間で情報を共有する機能や、その他の革新的な機能により、モビリティは革新的に変化しています。ドイツ発祥のエンジニアリング会社であるITKの総合的な手法に関するスキルと幅広い知識を活かし、お客様と一丸となり、複雑な課題解決に取り組み、総合的なモビリティソリューション開発を実現します。